アンダケインドルマークス搭載墓地ソースの強みと改良点について

この記事を読んでいただきありがとうございます。この記事はtwitterに乗ってあった凄いデッキを回しそして調整をした日記なためガチガチな解説記事ではありませんのでご注意ください。

目次

 

自己紹介

4月は出会いの季節なのでこの場をお借りして軽い自己紹介をさせて頂きます。

プレイヤーネーム のれん。として現在ポケカをメインにしてTCG活動をしています。

デュエマでの主な成績として

運良く超csⅢ in 山形の準優勝が出来たくらいです。

ここでひとつ疑問になる人がいると思います。

超csの準優勝の名前ってヤルカ!ポケカ!じゃないのかと思いますがそのヤルカ!ポケカ!を名乗っていた人の中の人が僕です。

現在DMPの名前はポケカの伝道師 ポニータ石井をリスペクトしドッカンデイヤー田中にしています。(笑)

 

出会い

最近は新型コロナウイルスの影響でCSなどがほぼ中止になっており、モチベーションが下がってしまっていますがこんなときこそ練習するとしていなかった人との差を大きく差を開いて強くなれると思い、必ず僕は週に1回はポケカとデュエマの練習とデッキ研究をしています。ある日、週1のデュエマの研究しているとこんな動画が投稿されていて興味深いリストを見かけてました。

 

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けみくろ放送局の赤黒アンダケインでした。

 

簡単説明するとアンダケインのフシギバースを使いドルマークスを使い回してマナをロックして殴って勝つデッキです。

はい、完全にジョバンニスコールの再来です。

対戦ありがとうございました。

ジョバンニスコールというデッキは2016年9月19日に行われたGP3rdで突如現れたマナロックデッキで使用者14人のうち5人がベスト64になりさらに2017年2月26日わずか半年でコンセプトである天雷王機ジョバンニⅩ世がプレミアム殿堂(禁止)になったデッキである。実際、ランデスやマナロックができるカードは殿堂もしくはプレミアム殿堂になっているケースがおおく思いつくカードだけでも7枚もあった。

プレ殿

天雷王機ジョバンニⅩ世

ヒラメキ・プログラム

殿堂

ドリル・スコール

メガ・マナロック・ドラゴン

超竜 バジュラ

バジュラズ・ソウル

魔天降臨

これら7枚のカードを見て考えると赤黒アンダケインは恐ろしいデッキでした。しかし、赤黒アンダケインは面白いというだけcsで持っていけるほどの実用性はそこまでないと考えていました。

実用性があまりない理由として

  • 完全ロックではなく”マナだけ”をロックできる

cs環境を考えてしまうと4cデイヤー、バーンメア、赤単B我などそして新弾によって赤緑モモキング、アナカラ―デッドダムドなどが強化されダメ押しにGP10thの延期により各プレイヤーは「ぼくのかんがえてさいきょうのでっき」をCSに持って来ることも多くなるだろうと考えてしまうと”マナだけ”をロックできるだけでは物足りないと感じてしまいました。やるなら単騎ラフルル並なロック性能がほしい。

赤黒アンダケインの最速は3ターン目でした。3ターン目にランデスロックをかけるには

  1. 2ターン目にクリーチャーを出す
  2. 3ターン目にダークシスKを効果を使って召喚
  3. アンダケインのフシギバースで墓地から召喚してアンダケイン効果でドルマークスを出してロック開始する

これが赤黒アンダケインの最速の動きです、先攻の場合この動きができれば速攻以外なら大抵勝てる気がするが後攻の場合3ターン目にゲームを決めるデッキに対して何もできずに負ける可能性があるので実用性としてはほぼ遠く、3ターン目ならマナクライシス採用したアナカラ―ハンデスに軍配が上がる可能性もあり、デッキとしての強みがないです。

しかし、アンダケインとドルマークスのコンボは強いためもし強化させるなら

  • 完全ロック(相手が何もできなくする)盤面が作れるデッキにする
  • 最速2ターン目にできるもしくは速攻がゲームを終わらせるターンに確実に返せれる受けを搭載して返されたら確実決めることができる

一つ目の条件は簡単にできそうですが2つ目の条件は完全なわがままです。さらに僕はそういった理想のデッキを作るのが非常に苦手で実際、超CSで準優勝したときのリストもDM会のやまもとさんから原案をいただいて一人で調整して原案とまったくかけ離れた構築になりました。

もしこの条件をクリアした強そうなリストがあったらいいなと他力本願の状態でデュエプレのランクマッチとあつ森を潜っていたらこんなリストが流れてきました。

 

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最初は( ´_ゝ`)フーンツヨソウな感じでした、しかしとあるブログにこんなことが書かれていました

 

2ターン目にランデスが可能です。 Byデネブログ

 

えっ、マジで? な状態でした。

 実際最速プランについて一例を書き留めておきます、効果は略していますので分からない効果があったら自分で確認をお願いします。

 

1ターン目 「今も我らの願いはただひとつ」を唱えてイワシン→ザロストの順で捨ててください。

 

2ターン目 ザロスト効果でシールドを一つ墓地において墓地から召喚し墓地の儀で墓地を2枚肥やします。この時点で墓地は5枚になります。2ターン目のマナチャージは黒をおいてもう一回「今も我らの願いはただひとつ」を唱えます。※この時までアンダケインとドルマークスを落としてください。

G0でクロスファイアを召喚しフシギバース効果でクロスファイアを対象にして黒1コストで召喚してアンダケイン効果でドルマークスを出して相手のマナをロックします。この時にアンダケインが墓地2枚があるとマナロックが完成です。

 

これをcsで10回ぐらいすればあなたもcs優勝できます。

実際この2ターンプランを妨害できるのが先手2tミクセルとリツ―イギョぐらいしか対策が出来ません。しかもこのデッキには暴走龍 5000GTというクリーチャーメタかつフィニッシャーがあるためアンダケインでロックかけるか5000GTでロックかけるかプランの選択ができるのもまた強く。そして何より”完全ロック”が可能、”2ターン目に始動可能”というわがままが叶っている。もう強いだろ、最強でしょ、GP優勝でしょと思いました。しかし大抵そう思うデッキというのは卓の空論これぞまさしく「ぼくのかんがえたさいきょうのでっき」と呼んでいいだろうと思いvalutで10戦ぐらい回してみたら8勝2敗でした。負けたデッキはミラーと赤白バイクでさらにアンダケインドルマークスは最速はなかったものの確実に3ターン目には入りそして毎ターン2枚ランデスしそして締めの5000GTという死体蹴りをするというこのデッキ強いと身をもって知りました。

 

では長ったらしい話はここまでにして現在(2020 04/06)に僕が使っているリストについての解説です。

 

リスト解説

不敵怪人 アンダケイン 4枚

コンセプトカード

ドルマークスとは違いロックには2枚必要なため4枚積み込んだ方が確実にコンボが出来るので最大枚数投入、だけど3枚にすることもできるため実はコンセプトカードだけど調整枠である。ちなみにこのカードは最速殿堂が出来る可能性があるカードです、使いたいなら今のうちに使っておくのが良いと思います

 

腐敗勇騎 ドルマークス 3枚

コンセプトカードその2

GPが延期なのでそこまで危険視されていないがGPでこのデッキがベスト8あたりにきていたら殿堂候補のひとつだったかもしれません。

今回は3枚ですが4枚にするプレイヤーがいるかもしれません、多色なので十分に気を付けてください。

 

百万超邪 クロスファイア 4枚

コンボ成立のため必要なカード

アンダケインやドルマークスより4枚にするべきカードなため4枚は確定。

このカードによって墓地ソの歴史が始まったと聞きますがずっと使われてることに驚きしかないです。

コノカードハツヨイ

 

暗黒鎧 ザロスト 一なる部隊 イワシン 各4枚

2ターン目ロック成立に必要なパーツ

ここを減らす理由は特になし。

ザロスト再録おめでとう。

 

メルゲ否男/「今も我らの願いはただひとつ」

カツラデランス/「アフロ行きま~す!!」

ほめほめ老/ホメホメ老句 各4枚

 ドロー呪文。

現在墓地ソというデッキが環境と戦えるのはこの3種のおかげだと思う。

もし、墓地ソと相性いいドロー呪文が来たら人によって採用枚数が変わるのだろうな思いながら書いてます。

 

暗黒鎧 ダークシスK 2枚

このデッキサブプランの5000GTの早期着地において重要になるカードです。

また、マナロックを決める時に墓地に足りないパーツがある時にも使えるため役に立ちます。

今回は枠と使う頻度を考慮して2枚採用。

 

暴走龍 5000GT 2

フィニッシャー

GRクリーチャーに対して圧倒的な強さはcsで戦ってる人達ならわかるはず。

このデッキでは基本フィニッシャーとして1枚あればいいため2枚にしています。元々のリストは3枚ですが後述に言いますが完全ロック証明のためからこの枠から1枠もらっています。

とりあえず、環境を見て3枚にするか2枚にするかは調整してみてください。

 

龍装鬼 オブザ8号/終焉の開闢 3枚

墓地肥やし兼墓地回収カード

このデッキの場合2~3ターン目にコンボ決めるため3コストのカードなんか基本使いませんが、マナロックをしている間に墓地にあるGTやクロスファイアを回収したり自身を召喚して打点にすることがあるため3枚採用。

また、ウラギリダムスを使った完全なロック証明に2枚必要なためマナに置ける黒マナも考えて3枚にしている。

 

大魔王 ウラギリダムス 1枚

LO(Library Outの略)つまり山札切れを狙う時に使うための必要カードです、ただそれだけです。

しかし、これ1枚を活かしてロック証明を研究してみた結果遅延プレイをただやって相手の山札切れを待つ形になってしまいました。

これではダメだと思い、少し研究したらみんな大嫌いなカードがまさかの答えでした。

 

BAKUOOON ミッツァイル 1枚

選ばれたのは核爆弾でした。

まさかのこいつが今度はロックパーツに必要になるとは思いませんでした。墓地ソの苦手な対面や場面に対して強く出れるカードです。

GRゾーンの構成は下記の通りです、

2 x ポクタマたま
2 x トムライ 丙ー三式
2 x オーマ 丙-二式
2 x ロッキーロック
2 x ボボボ三坊主
2 x ダラク 丙‐二式

実際にまだGRゾーンは改良点がありますが現状必要なのはオーマだけなのでそれ以外は自由枠になります。

後述にロックの仕方を掲載しますが、基本は使いません、これを使いたいがために遅延するなら使わないでください。

理由として、このデッキのLOプランはオーバーキルになってしまいます。

実際回して頂くと分かりますが

  • アンダケインドルマークスによるマナロック
  • 5000GTによるクリーチャーロック
  • 零龍によって相手の盤面の全体除去

とマナロックされるだけでもキツいのにそこに5000GTや零龍が出てきて相手にとって大体のデッキは逆転が不可能です。

しかし、デュエマはこんな状態でも逆転してしまうのがまたひとつの醍醐味実際に回していく中でシールドブレイクすると負ける場面がありました。その時のための保険としてこのプランは必要と思ってしまい今回は採用させて頂きました。それらの場面についてはロックの仕方の時に書かせて頂きますがこのプランは基本使いません、あくまで最終手段です。使いたいがために遅延はやめましょう。

 

証明可能LOロックの仕方

ではロックの仕方について書かせて頂きます。

最初にロック証明を使わざるを得ない場面ですが具体例として上げるなら下記の場面です。

  • 禁断解放や禁断ビックバンなどトリガー次第で負ける可能性がある時

今の環境だと赤白バイクと対面している時がしっくり来ると思います。

あのデッキには5000GTのロックを貫通できるシールドトリガーとしてヘブンズ・フォースがあります。禁断の封印が残り1枚でヘブンズ・フォースがまだ公開領域に4枚見えてなく逆転負けのシナリオがある場合のみこのロックプランは使います。

また、ロマノフワンショットなど防御特化のループデッキなどにもこのプランは有効です。

ではLOについて説明させて頂きます。

今回は文章のみになりますのでご了承ください。

 

初期盤面

自分

場 アンダケイン ウラギリダムス オーマ

他9体以上

手札 オブザと他1枚

墓地 アンダケイン ドルマークス ミッツァイル 軽減コスト用カード12枚

山札 上から自由自由イワシンオブザ自由の順番←ウラギリダムスでデッキ操作が可能なので楽に山札固定が可能

マナ 黒3 赤1 他2 計6マナ

相手

マナが0もしか1の状態

 

  1. 終焉の開闢を唱えて、ミッツァイルを回収
  2. 終焉の開闢効果で落ちたイワシン効果でドロー(オブザ)し、余った1枚を捨てる
  3. ミッツァイルを召喚、効果で場のクリーチャーを全部破壊して1マナで召喚
  4. オーマの効果でウラギリダムスを回収
  5. ウラギリダムス効果で1マナで召喚、出た時の効果でウラギリダムスの下にイワシン、オブザ、他3枚を下に重ねる
  6. 墓地のアンダケインのフシギバースでミッツァイルを対象に1マナで召喚し、アンダケイン効果でドルマークスを出す
  7. ドルマークス効果で場のドルマークスとマナのミッツァイルを対象にする
  8. ターンエンドし自分のターの最初のドロー時に敗北処理に置換してウラギリダムス効果で上から他他イワシンオブザ他の順番で置く

これで初期盤面と同じになるのでまた1~8を繰り返すと相手だけ山札減り更にマナロックができている盤面が完成です。

 またGRゾーンの構成次第で悠久ケアが出来ます

 

注意としてこのプランはまだ公認ジャッジとかに確認せずに書いてあるため正式なロックまたはループ証明になってるかが分かりません。もし間違っていた場合は訂正もしか消去させて頂きますのでご了承ください。

 

 

有利な対面・不利な対面

先に不利な対面についてですが、基本として2ターン目ゲームを決めに行けるデッキは不利です。例としてあげるなら赤白バイクやワンショット特化墓地ソ、零龍ギャスカといった最速で2ターン目にこちら側が盤面を返すことが出来ない盤面を作ることができるデッキに対し不利です。そのため勝つためにじゃんけんに勝つもしくは相手の手札事故を祈るなどプレイ面以外が勝利の鍵になります。またマナを極端に必要としないデッキも不利が付きやすいです、例としてカリヤドネ、ネバーループは不利です。

しかし、それ以外のデッキには5分もしくは有利な対面になります。4cデイヤー・バーンメア系統に対してとりあえず戦えるためCSで優勝が狙えるポテンシャルがあるデッキタイプにはなっております。

各対面解説については今後更新出来たらしていこうと思います。

 

改良点とあとがき

 

このデッキを見て、回して改良点があるのか考えました。

結論としてこのデッキの採用枚数はほぼ調整しなくていいです、つまり完成していました。逆に下手に調整するとデッキパワーの出力が下がると思い今回はウラギリダムスだけでは完全なLOが出来ないためデッキパワーを落とさずにミッツァイルをいれました。

 

このデッキを作ってくれたSaβoRiさんには感謝としてここに一言書かせて頂きます。

 

とんでもないデッキを作って頂きありがとうございます。

 

もしcsに出れたらこのデッキ使ってると思います。

 

しかし、新型コロナウイルスのせいで政府は緊急事態宣言を宣言し、しばらくcsを開催することがさらに難しくなることでしょう。

それでもたまには娯楽としてカードゲームを触り、家族や自分を守るために手洗いうがい、外出を控えましょう。